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2013年9月

2013年9月27日 (金)

前田智徳選手 今季限りでの引退を表明

前田智徳外野手が、本日マツダ スタジアムで記者会見を行い、今季限りでの引退を表明いたしました。

とうとうその時がきてしまいましたね。

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2013年4月23日 神宮でのヤクルト戦、ルーキー江村がカウント2-2から投じた6球目、137キロストレートが左手首を直撃。「左尺骨骨折」これが、引退への引き金になってしまいました。

いつかは引退の時がくるのですが、残念です。

また、カープのユニホームを着てくれることを楽しみにしています。 

おつかれさまでした!

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前田智徳選手引退記者会見(広島東洋カープHPより)

≪前田智徳選手コメント≫

今年で24年間の野球人生を終えることになりましたので、ご挨拶させていただきます。
今の気持ちは、言葉は悪いのですが、やっと終わったという感じです。それと、色々な重圧等から解放されてホッとしている所です。

代打に専念してからは、色んな角度から勉強しながら、年々代打で貢献できる喜びを感じてきていました。
やるからにはチームに貢献したいですし、数字を出さなければ戦うことはできないと思ってやっていましたので、全てのことに結果重視で臨んできました。
内容的には誉められた内容ではないですが、大事なところで使っていただいたので結果が残せたのかなと思います。

去年も今年も手ごたえがあったので、今年を集大成にと、優勝を目指してスタートしました。
結果的に、また自分らしく怪我で戦列から離れてしまい、チームに貢献できなかったことが残念です。
 

選手としての引き際はとっくに過ぎていました。
5年前から毎年オーナーに時間をとっていただき話をしていただいていたのですが、『代打という違った形で貢献し、色々勉強してみてはどうだ』と励ましていただき、1年1年伸びてここまできました。

骨折してすぐ復帰するプランを立てて、退院した日からリハビリを始めたのですが、なかなか思うように回復しませんでした。
バットを振り始めてからも、なかなか自分のものではない感覚しか出てきませんでした。
さすがに今回は無理かなと思い始めたのは、ここ1ヶ月くらいです。
這い上がっていかないといけないとは思ってきましたが、上手くいきませんでした。
 

カープでの24年間のプロ野球生活を思い起こすと、若い頃から選手として育てていただき、1人の人間としても成長させていただき、長い間お世話になりました。
でも、怪我ばかりでいろんな人に迷惑をたくさんかけました。
期待にも答えられなかったし、残念なことばかりで辛い野球人生でした。
嬉しかったことは、辛いことでかき消されて思い浮かびません。
若い時に地味なことをコツコツとやる大切さを身を持って知ることが出来ました。
今もずっと続けてやってこれたのが自分にとっては非常に嬉しいことであり、財産であり、支えでした。

思い出は、2年目から試合に出してもらい、その年にリーグ優勝を経験させてもらって、なおかつ日本シリーズでも7試合ほとんど出場させてもらったことです。
あの雰囲気の中で野球をさせてもらったというのは、今でも良く覚えていますし、もう一度あの時のような雰囲気で野球ができたらなと思いここまでやってきました。あの時の経験は自分にとっては今でも貴重なものです。
 

今年は監督をはじめ、全員でがんばってAクラスになって素晴らしいです。長く低迷した時間にピリオドを打ってくれて良かったと思います。
その中に自分がいなかったのが残念です。少しでも貢献して久しぶりのAクラスを一緒に味わいたかったです。
それが僕の持って生まれたものなのでしょうがないと思います。

監督へは、クライマックスシリーズ進出が決まってすぐに連絡しました。
監督以外の方にはまだ会っていないので、これからきちんと挨拶したいと思っています。
今の若い選手とは短い間でしたが一緒に戦い、彼らの頑張りがあって、クライマックスシーリーズに進出できました。
チームも長い低迷から脱出し、若い選手の成長と共に戦って、優勝する日が近づいてくると思います。
強いチーム、カープを作っていってもらいたいと心から応援しています。
 

家族にはこの時期になると毎年引退の話をしていました。
今度こそ引退すると伝えた時は、ホッとしてくれて「お疲れ様」と言ってくれました。
僕からも「ありがとう」と伝えました。
本当に支えてくれていたので、これからは少しずつお返しできたらと思います。

今後は、ユニフォームを脱いで、評論家として野球を勉強して、自分自身ももっともっと磨いていきたいです。 

もう一度僕が這い上がって打席に立つときを待っていてくれていた、楽しみにしてくれていたファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

充分な結果を残すことは出来ませんでしたが、ファンのみなさんの声援のおかげで、少ないながらも結果がついてきてくれたのではないかと思います。 

24年間、こんな故障だらけの選手を最後まで応援してくださって、本当にありがとうございましたという感謝の気持ちでいっぱいです。

これから、外から野球を勉強して自分を磨いて頑張っていこうと思いますので、また会える日があれば、よろしくお願いします。

本当にありがとうございました。

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1990年、熊本工からドラフト4位で広島へ入団。
2年目の1991年(優勝)から4年連続ゴールデングラブ賞。
ベストナイン4度受賞。
2007年9月に通算2000本安打を達成。

1995年に右アキレスけん断裂。
2000年には左アキレスけんを手術。
2002年「カムバック賞」を受賞。
 

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通算成績(2013年9月26日(木)現在)
試合   2,186
打席   7,783
打数   7,006
得点     929
安打   2,119
二塁打   353
三塁打    17
本塁打   295
塁打   3,391
打点   1,112
盗塁      68
盗塁刺    33
犠打      76
犠飛      58
四球     586
死球      57
三振     764
併殺打   134
打率    .302

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なんと気付いたら、1年半ぶりの更新になっていました。
現在、広島から単身離れ、東京の地で暮らしてます。
広島に帰りたいよ~

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